おコメの品種と味の違い

おコメは日本人にとっては不動の主食となっていますが品種による味の違いがあります。それぞれにとってお気に入りの品種を見つけたいものです。



サイトトップ > 国内作付6~10位の品種

スポンサードリンク

おコメの品種と味の違い

国内作付6~10位の品種


前項に続いて水稲うるち米の品種別作付状況の6位から10位(平成21年産作付面積)までを見てみましょう。


6位は「キヌヒカリ」で51,300ha、7位は「ななつぼし」で42,200ha、8位は「きらら397」で34,100ha、9位は「つがるロマン」で、26,100ha、10位は「まっしぐら」で20,700haと続きます。


「キヌヒカリ」は昭和58年に北陸農業試験場で誕生した品種で、耐倒伏性に優れ白葉枯病に強いが、縞葉枯病に弱い特性となっています。


粒形は小~中で、コシヒカリに似た食感が特徴です。北陸や関東以西の平坦地帯に適し、炊き上がりのご飯の色は白くて絹のようにつややかな米肌が人気です。


「ななつぼし」は平成13年に奨励品種として採用された北海道の今後の稲作生産を担う品種として、北海道立中央農業試験場で育成された期待の星です。無洗米としての適性も優れており、つや、粘り、甘みのバランスが抜群に良く、しかも冷めてからもおいしさが長持ちするので、弁当・寿司などに人気となっています。


「きらら397」は北海道上川農業試験場で昭和63年に誕生した北海道の代表的品種です。「397」は上川農業試験場が品種試験に用いた系統番号で、耐冷性、いもち病の抵抗性も強くなっています。


「つがるロマン」はあおもり米のエース的存在で、米づくりの里・津軽を発祥の地としたコシヒカリの孫にあたる銘柄です。津軽富士をのぞむ津軽中央地帯中心に、津軽西北や南部平野内陸地帯での気象・土壌条件の良好な適地で作付けされ、食味、品質に優れ、人気も高まっています。


青森県産の「まっしぐら」は、いもち病抵抗性が「ゆめあかり」よりも2ランク上で、「むつほまれ」に近い収量性を持つ新種で、従来の「ゆめあかり」・「むつほまれ」の作付地帯で広く普及が見込まれています。有機・減農薬栽培など、クリーンで美味しいのが人気です。


おコメの品種と味の違い

MENU



スポンサードリンク